8月21日午後3時ごろ、中国で殺人事件が発生しました。
しかし、普通の殺人事件ではなく、追い詰められた行商人がカッとなって、公務執行中の「城管」を殺したのです。
二人の城管と口論になった行商人の男は、現場から離れたかと思いきや、長い刀を持ってきて、城管一人をメッタ刺しに。城管の右腕は完全に切り落とされています。その様子がカメラで撮られ、投稿されました。
中国の行商人は、許可なしに路上などで物を売って生計を立てる人がほとんどですが、当局に雇われた「城管(都市管理職員)」と呼ばれる人たちが行商人を厳しく取り締まり、各地で事件に発展するケースがしばしばあります。
こちらは中国広西省。鶏を売るお婆さんから鶏を全部没収する城管。没収した鶏をどう処理するのか、疑問です。これはまだいいほう。女性であっても、高齢者であっても、殴る蹴るの暴行加える城管が多いので。
广西南宁城管顺利抢了老婆婆两筐鸡。晚上的酒菜解决了。 pic.twitter.com/nQhEDDbo3z
— 46664 (@xingfuhuli) 2018年8月21日
城管が殺される事件は6月にも発生したばかりでした。
ネット上では、城管を同情する声はほとんど聞かれません。今回も同じで、ほとんどが行商人を同情する声が圧倒的に多かったのです。
「城管が横暴なのは 上が許しているからだ。喜んで犬(子分)になったんだから、因果応報は自己責任だ。彼らの横暴が先だったから、報いに対し文句は言えない」
「この動画を見た城管は 今後公務執行の時、自分のために徳を積んでおきましょう。人をいじめすぎて、窮地に追い詰めることはしないほうがいい」
「所謂人民の政府が、犬ばかりを養っている豆乳スイーツを売って生計を立てる人さえ
見逃してくれない。彼にも彼に頼る家族がいるかもしれない。中国にまだ夢はあるのか?全国民を敵と見なすあなたたちに終末は遠くないだろう」
「手先を殺したことは 間違っていない!下っ端の手先ほど残虐で横暴だ!銭雲会を見ればわかる!跪いて陳情する大勢の人々を見ても、彼らは同情するか?人民の絶望の声を聞いても独裁者は無視するのみ。みんなが覚醒し立ち上がり、民主化だけが解決の道だ。サダム・フセインやカダフィなどが人民に民主を与えると思うか?」