今日ご紹介する写真は、フィリピンの貧困層の子どもたち。
フィリピンでは数百万名が極貧の中で暮らしています。最小限の食べ物さえないため、ゴミ置場を漁って飢えをしのぎます。
人間の尊厳とはいったい何なんでしょうか。この人ちにとって、人間の尊厳より食いつないでいくことの方が、何より大事です。
ゴミで溢れる川。ある少年が頭だけを出して、息を吸っています。息をいっぱい吸ってから水の中に潜り、使えるものを探すのです。
この少女もゴミの山から、使えるものを探し、大人と一緒に集めています。
フィリピンの貧困率は数十年間改善されないままです。国自体の経済は成長を続けているものの、依然として数百万人の人々が貧困層で暮らしています。
学校にいるべきの子どもたちが、生計のために汚染された水の中やゴミ場を漁るしかない現実。自分と家族のためにその日その日を生きています。
(写真/YouTube Screenshot | GMA Public Affairs)