人体標本が200体超、ドイツで物議の展覧会18日スタート
人間を標本に加工する。
悪魔の所業としかいいようがない。
[2月17日 ロイター] – 「プラスティネーション」と呼ばれる遺体保存技術を利用して作製した200体以上の人体標本を展示する「ボディ・ワールズ」がドイツの首都ベルリンの博物館で18日から始まる。
「プラスティネーション」は、死体から体液と脂肪を取り除いて保存する技術で、ドイツの解剖学者グンター・フォン・ハーゲンス氏が開発した。この標本の展示をめぐっては様々な議論があるが、ドイツの裁判所は昨年、展覧会は死体の展示を禁止する埋葬法には抵触しないとの判断を下している。