タイのネット上で中国人カップルが「寺院」のような建物の前で記念写真を撮っている写真が話題となっています。
「寺院」の前の階段に座ってポーズをとっている女性を、男性が写真に納めています。なんの変哲のない光景ではないかと思うかもしれませんが、実は問題は豪華絢爛な装飾が施されたこの「寺院」にありました。
この写真をTwitterに投稿したタイのネットユーザーは、こうつぶやきました。「中国人にどのように説明したらいいでしょう？ここは、火葬場なんです」
地元のメディアもこのことを取り上げました。
タイの「寺院」の前で記念写真を撮る中国人観光客
近年、タイを訪れる中国人は非常に多く、以前の記事でも取り上げたように様々な問題をも起こしています。
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タイは国民の90％以上が仏教を信仰しています。 少数派としてはイスラム教、キリスト教、ヒンドゥー教などを信仰する人もおり、憲法では宗教信仰の自由が保護されています。
宗教的雰囲気が濃厚なタイですが、毎年多くの外国人が訪れています。中でも、やはり一番に数えられるのが中国人観光客でしょう。
中国人はどこでも写真を撮るのが大好きですが、タイでは寺院のように見えても、よく確認してから撮ったほうが良いのです。今回の写真を投稿したTwitterユーザ＠ArpoPorさんは、「煙突が高く伸びているのであれば要注意。そこは火葬場の可能性が高い」と寺院との違いをアドバイスしています。
タイの一部の寺院では葬儀も行われるため、敷地内に火葬場もあり、火葬後の遺骨を火葬場を囲む塀に埋め込んで保管することもあるそうです。
せっかくの観光なのに、火葬場の前で写真を撮るのは嫌ですね。タイに行く際には、気をつけたほうが良さそうです。