8月4日、韓国との軍事境界線に沿って設けられた「非武装地帯DMZ」の韓国側で、北朝鮮が埋めた地雷が爆発し、韓国軍の兵士2人が重傷を負いました。
20日にはさらに、ロケット砲とみられる砲弾を韓国側(ソウル北方)に発射し、韓国内で緊張が高まっています。
これを受け、韓国も反撃に出ました。反射地点と見られる北朝鮮内の地域に向け、155ミリ砲弾を20発発射したそうです。
朝鮮半島の緊張感が中国にも伝わっているようです。
22日、北朝鮮との辺境に近い街、吉林省朝鮮族自治州・延吉(ヨンギル)市内で、国境に向かう戦車が目撃されています。
一方、北京でもこの日、鉄道で運ばれてくる大量の装甲車、自走砲(中国語:自行火炮)、時装甲車機関砲(中国語:自行高炮)、歩兵戦車、自走榴弾砲、戦車などが目撃されました。9月3日に北京で開かれる「抗日戦争勝利・世界ファシズム戦争勝利70周年記念式典」と関係あると見られています。