8月18日は、天津爆発で亡くなった犠牲者の初七日。
この日の午前、天津では突然大雨が降り出しました。
しかも昼なのに、夜のように真っ暗になったそうです。
そして、ある記者が、あることに気がつきました。
なんと、雨の後の路上が白い泡だらけになっているのです。
7日前の8月12日、天津塘沽濱海の危険物倉庫で爆発が発生しました。
18日午前9時現在、当局が発表した死者数は114人、行方不明者は57人にとどまっています。
民間ではもちろん、この数字を疑問視しています。
18日午前、雷を伴う強雨が降り出し、街灯までが揺れていたそうです。
ネットユーザーによると、雨は犠牲者を送り出す時に突然降り出し、白昼なのにまるで夜のように真っ暗になったそうです。
天も涙を流しているのだと・・・
一部のメディアからも報道されましたが、爆発が起きた瑞海物流公司の倉庫には劇物であるシアン化ナトリウムが700トンも保管されていたそうです。爆発でその多くが包装が剥がれました。しかし17日夜までに、150〜160トンしか処理できていないそうです。
シアン化ナトリウムは雨に溶けると猛毒のあるガス「シアン化水素」を生成します。この毒ガスはかつてナチスによってユダヤ人の集団虐殺に使われていました。
17日、天津市当局は7回目の記者会見を開きましたが、会場の外では数百人の被災者が横断幕を掲げて政府に補償を求める請願を行いました。