とどまる所を知らない中国人の爆買。今、日本は中国人観光客でいろんな産業が潤っているようです。
(ネットで福岡の食べ放題店で中国人観光客らがラストオーダーの時間が過ぎても守らずに暴れたとの記事を見ましたが・・・マナーなどはさておいて)
文化大革命(1966年〜1976年)の時、中国の女性は化粧はもちろん許されず、服装は軍服ばかりが許されていました。
もしハイヒールなどを履くと大変です。その場で折られ、「資本主義分子」のレッテルを貼られ、吊り上げられます。
毛沢東はまた「手足に牛や豚の糞がついているほうが心が赤くてきれい」といった邪説を中国人に植え込み、中国人の美意識を完全に破壊しました。
近年になって、ようやく中国の女性も化粧をするようになり、最近は美顔器なども若い女性の間でブームになっています。
美顔器や化粧品を爆買いする中国人
家電量販店の美容家電の売り場にいくと、日本人より中国人のお客さんが何倍も多いのに気づくでしょう。売り上げの8〜9割が中国人客によってあげられているといった感じです。
例えば、一番バカ売れしているのがこちらの「ビューティーバー」という美顔器。
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日本では8年以上も前に売り出されたものだそうですが、中国で近年ブームになっています。
ビビアン・スーなどの芸能人が中国のテレビ番組で「自分も使ってるけど、とても効果がいい」と発言したのが原因でした。
ネットでは1万円以下で購入できますが、家電量販店では2万円近くで売られていて、購入するのはもちろん100%が中国人のようです。
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実際、店頭で両方でデモしてもらいましたが、なんとヤーマンのHRF10Tのほうが日立の最新型CM−N4000よりもクレンジングの効果が高くて、びっくりしました。日立のほうは「保湿サポート器」という名前の通り、保湿が主な目的。一方、ヤーマンのほうはラジオ波、EMS、フォト光などが搭載されていて、エステを自宅で体験できるといった感じでした。
どちらも4万円近くするものですが、中国で人気があるようです。まるで「市場で白菜でも買う」かのように、ぽんぽんぽんぽん買っていくそうです。
美顔器を使うほか、大胆に顔にメスを入れる人も増えているようです。一時は韓国がブームでしたが、最近はやはり日本が増えているようです。整形外科に訪れる中国人が増え続け、通訳の人材不足だとか。
とにかく、今の日本では中国マネーが飛び交っているようですが、いつまで続くのでしょうか(まぁ、一般市民が潤っているといった感じはありませんが)。
2011年の東日本大震災では放射線を恐れて、中国人を含む多くの国から観光客がピタッと来なくなっていましたね。韓国でも去年の中東呼吸器症候群(MERS)の感染拡大が原因で、それまでに観光客に依存していた多くの会社が倒産したそうです。
崩壊寸前の中国経済。「人民元安」「円高」が進むなか、中国人の爆買はいつまで続くのでしょうか。