インドネシアが、共産主義の流布と宣伝を違法とみなし、刑罰を科すると定めました
共産主義の宣伝は違法
12月6日、インドネシア議会は刑法改正案(KUHP)を可決しました。
この改正案の第188条は、インドネシアで共産主義やマルクス・レーニン主義を宣伝した者を国家安全に対する犯罪とみなし、刑を科すと規定しています。
うち、口頭または書面、メディアなどの形式で、共産主義やマルクス・レーニン主義を公に流布・宣伝した場合、4年の禁固刑、インドネシア建国5原則を変更・置換する行為は最高で7年、社会不安、財産的な被害、死亡をもたらした場合は10年〜15年の禁錮刑に処されるとしています。
共産主義のシンボルである鎌とハンマーは農民と労働者を意味していますが、これらもインドネシアでは禁止されています。
「婚前交渉」も犯罪
インドネシア議会は、「婚前交渉」を犯罪化する改正案も可決しました。婚前交渉に加え、婚外交渉(不倫)、婚姻関係にない男女の同棲も犯罪とみなされます。
このようなことは、古代であれば、どこの国でも「犯罪」であり、犯罪でないとしても「倫理」に反することなので、批判されて当たり前でした。
しかし、面白いことに、インドネシアの今回の法改正のうち、「婚前交渉犯罪化」についてはリベラル系の大手メディアが左派の感情を煽る偏向報道をしていますが、共産主義禁止についてはどこも沈黙しています。
左派メディアは、この法改正は
・女性や性的少数者LGBTQにも影響が及ぶ
・外国人にも影響が及ぶ
・国民が不安がっている
などと煽っています。
共産主義の浸透
性の解放やフェミニズム、環境保護などを叫んでいる団体は、実は背後で共産主義者が彼らを操っています。共産主義はいまや、衣を変えて民主主義国家にも潜んで、数十年前から人々の倫理道徳感に影響を与えています。
「悪魔が世界を統治している」という書籍がありますが、ご一読をお勧めします。ここでいう悪魔とは「共産主義」のことです。
いかに世界の隅々にまで浸透しているか、本で詳しく説明しています。
書籍のレビュー
中国共産党の実態を知る事を通じてマルクス主義の本質も把握できるようになっている。余り知られていない本だろうが増刷して日本国民に読んで貰いたい。中共が崩壊してロシアがマルクスの未発表作品を公表して貰いたいと思う。多分日本から共産党は非合法化されるであろうし非合法化して貰いたい。
トランプ政権後の一冊として 2021年2月27日
この世界で何が実際に起きているのか、どのような勢力が何を目的として暗躍しているのかが、体系立ててわかりやすく解説されています。
タイトルはギョッとしますが、英文、中国語では邪霊のような表現です。
共産党宣言では彼らは自らをそのように表現しているので、もっともなことです。
トランプ政権後の今だからこそ、ぜひ読むべき一冊としてお勧めします。
映像もあります。