中国の官製メディア「新華社」は、16日現在、天津で発生した爆発事故の死亡者が104人になったと発表しました。
うち、身元が判明できたのはわずか28人で、残りはDNA鑑定が必要だとのことです。
一方、天津市公安消防局の局長は、事故当日、天津港公安局消防支隊が真っ先に現場に到着したが、その消防隊員の多くは「中国消防部門」の所属ではなく、「雇われた消防隊員(中国語:約聘消防員)」であり、目下51人が行方不明だと発表しました。
行方不明者の家族は、当局の発表に不満を持ち、各病院などで親族を探しています。一部の家族は記者会見の会場に押し入り、当局に行方不明者の情報提供を求めました。
天津市の官僚は昨晩、市全体の危険物および燃えやすい物品に対して徹底調査を行うと宣言しました。昨晩に再度発生した火災については、爆発現場の自動車に残っていたガソリンが燃えたと説明しました。