中国では夏になると、毎年洪水に見舞われます。
事前知らせのないダムの放水などといった人為的原因で、さらに被害が広がったりします。
雨季を迎え、今年も中国南方の各地で洪水被害が出ています。
近日、湖南省のある村で1歳の子どもを抱っこした若い母親が、橋の上でダムの放水の様子をスマホにおさめていました。多分SNSにアップするためだったのでしょう。
しかし、不注意で子どもを落としてしまいました!
子どもは洪水に飲み込まれ、瞬く間に姿が見えなくなりました。
映像に収められたのは、泣き崩れる親の姿と勢いよく流れる洪水。
見ていて心が痛みました。
スマホやSNSが原因の悲劇は今回が初めてではありません。
4歳児が遊園時で溺死
2017年1月3日、やはり中国のとあるプール。4歳未満の男の子が溺れで死亡しました。
監視カメラの映像には、男の子は水中でもがいているのが映っています。
3分近くももがいているのに、まわりに人が結構いるのに、誰も気づきません。
親は何をしていたでしょう。
すぐ近くにいましたが、スマホに夢中で息子の異変に気が付きませんでした。
自分のミスで幼い子どもを死に至らせた親は、どれほど苦しいでしょう。
多分、自分自身を責めながら一生苦しむでしょうね。
教訓は一つです:スマホやSNSはほどほどに!