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文革時の食人犯「国民党捕虜の心臓肝臓を食べた」

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毛沢東が発動した文化大革命が、今年で50周年になります。1966年に始まり、1976年まで続いた文化大革命。あれは人間を獣に変えた狂った時代でした。

文革研究家で米国カリフォルニア州立大学の教授、宋永毅氏が先日VOAの取材を受けた際に、文革期間中に中国で起きた「食人」の事例について述べました。当時食人をしていたある男は、かつて国民党捕虜の心臓、肝臓などを生きたまま摘出して食べていたことも白状したそうです。当時の広西省の民兵は今のイスラム国(IS)よりも、はるかに残虐であったと、宋永毅教授は言います。

6月に出版予定の宋永毅氏の「広西省文革機密ファイル」には、文革期間中に広西省で起きていた「食人」事例が詳細に記録されています。

広西省の食人は主に1967年〜1968年に発生していたと言います。中国では大飢饉で食べるものがなく、餓死寸前の人々が仕方なく人肉を食べていたこともありましたが、広西省では違っていたそうです。広西省では「憎しみ」による狂気に満ちた殺人&食人でした。被害者は富農や地主などが多かったのです。

その一例ですが、ある共産党幹部が人を殺す過程が述べられています。

鐘山県のある殺人者の名前は易晩生。彼は地主や金持ちの家族を殺す時、慣れた手つきで肝臓と心臓を取り出していた。人間の血は熱いので、手を入れることができない。そのため彼は前もってバケツに水を用意し、それをかけてから手を入れて心臓と肝臓を取り出す。この男は元遊撃隊員で、彼の話によると、以前国民党との内戦の時、国民党の捕虜から生きたまま心臓や肝臓を取り出し、それを食べたという。人肉を食べるのは彼らの「革命の遺風」だったのだ。

中共の「階級の闘争」理論の扇動の下、中共党員の獣性は極度にまで膨らみ、彼らの獣性は人を殺して人肉を食べることで満足を得ていたのです。

宋永毅氏はさらにこう書いています。

「彼らはなぜ人間の心臓と肝臓を食べようとしたのか?栄養があると考えたからだ。1968年4月、馬山県の共産党員で武装民兵の幹部だったある男は、富農の子息を殴り殺し、鎌で彼の肝臓を取り出した。そして家に持ち帰り、嫁の肝炎の薬に使った。別の地方では、人間の生殖器を食べた人もおり、男性生殖器を7〜8つも食べた女民兵もいる」

「広西省文革機密ファイルの記載によると、文革期間中、広西省では3分の2の県で食人の現象が起きていたが、食人をしていたのは一般民衆ではなかった。当時の共産党中央政府も広西省での食人を知っていた」

「ここでは県武装部の部長が自ら殺人を指揮していた。食人をしていたのはほとんどが武装部や共産党の幹部、民兵などであった。一方武宣県、来賓県などでは、死を覚悟して食人の現象を告発する手紙を中央政府に送った人もいたが、中央政府は何の反応も見せなかった」

広西省での食人は文革時における典型的な一例にすぎません。近年残酷な手段でテロ事件を起こし続けるイスラム国(IS)に比べても、中共党員は決して遜色がありません。宋永毅氏は「当時の広西省の民兵はイスラム国(IS)よりもはるかに残虐である」と言っています。

中共の食人の歴史は決して文革時に始まったわけではありません。内戦時にも敵を殺して、それを食べていたのです。文革時の食人は共産党のこの「伝統」を受け継いだに過ぎません。

宋永毅氏は、「文革は人間を獣に変えた。文革を真剣に反省し、教訓を汲まないと、人間が人間を食す現象は再び中国で発生しうる」と述べています。

作家郑义所著《红色纪念碑》一书中记载的文革期间发生人吃人事件的广西武宣县

広西省武宣県の中心部。1968年、ここでは虐殺と食人が行われていた。

文革殺人

 

中国語:文革殺人兇手自曝 曾活吃國民黨俘虜的心和肝

《廣西文革機密檔案》記載了一位中共幹部殺人的過程。宋永毅說:「鐘山縣有一個兇手叫易晚生,這個人在殺地富子弟把肝和心拿出來的時候,非常熟練。人的血很熱,手伸不進去,他早就準備好一桶涼水,涼水潑上去,手就可以把人的心和肝取出來。這個人是老游擊隊員,他說以前跟國民黨打仗的時候,把國民黨的俘虜逮住了,也是這樣活活吃他們的心和肝。這個實際上是革命遺風。」

在中共「階級鬥爭」理論的煽動下,中共黨員幹部的獸性極度膨脹,他們的獸性在殺人和吃人中得到滿足。宋永毅說:「這些人為什麼要吃人的心和肝呢?因為他們認為大補。1968年4月馬山縣,有一個黨員幹部、武裝民兵營長,他叫民兵打死了一個富農子弟,用鐮刀把他的肝取出來,帶回去給他的老婆當藥石治肝炎。也有地方吃人的生殖器,有一個女民兵竟然吃了七八個男性生殖器。」

宋永毅指出:據《廣西文革機密檔案》記載:文革期間,廣西三分之二的縣發生人吃人的事情,殺人和吃人的兇徒,都不是普通百姓,當時的中共中央也知道廣西在人吃人。

宋永毅說:「這裡是縣武裝部部長親自指揮殺人。很多吃人的人,本身就是公社的武裝部部長,黨員幹部、武裝民兵。在武宣縣,在來賓縣,有老幹部冒死寫信向中央揭發吃人的現象,中央根本不管,不當一回事。」

宋永毅認為,文革期間廣西人吃人只不過是一個比較典型的例子。今天的ISIS好多人覺得不可理喻,「廣西那些民兵,比ISIS不知道殘忍多少。」他說。

中共的歷史上,也曾有把敵人殺死後,又把敵人吃掉的事情。廣西的這些黨員幹部殺人、吃人,是繼承了中共的這一傳統。

宋永毅說,文革把人變成了禽獸。如果不認真反思文革,總結歷史教訓,人吃人這樣的事情在中國仍會發生。

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