江沢民が自宅からいなくなったそうです!
海外の独立メディア「大紀元」によると、6月10日午前4時ごろ、警衛部隊司令官からの指示で江沢民が自宅から強制連行されたとの事です。
武装警官部隊のある参謀長の指揮下で、江沢民は元北京軍区機関施設に連れて行かれましたが、それから数名の陸軍将校によってまた別の場所に連れて行かれました。将校の一人は「中将」、もう一人は「上級大佐」で、もう一人は私服だったそうです。今回の事は機密行動で、命令は中央軍委員会から出ているそうです。
江沢民の息子も軟禁されていると、しきりに噂されています。
香港の雑誌「争鳴」によると、中央規律委員会は5月14日にすでに江沢民の息子・江绵恒を連行し、一族の海外での資産状況について自白するよう求めているそうです。
また、上海からの消息筋が大紀元に伝えたところによると、江绵恒は上海のある秘密場所に軟禁されているそうです。
一方、江沢民の軟禁場所は上海の黄浦江の畔にあると、ネットでは噂されています。
すでに公開された情報では、江沢民はここ3〜4か月の間、中共上層部の重要会議に3度も「欠席」しています。VOAは4月25日、江沢民は1か月内に3度もこの類のリストから外されていると報じました。これは重要な政治的シグナルであるとみられています。
江沢民派が一人一人、習近平によって粛清されています。そろそろ、江沢民の番なのかもしれません。
粛清が終わったら、習近平はある重要な決断をするはずです。これによって、中国も転換期を迎えるでしょう。
「共産党」の寿命も残りわずか!
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江沢民派権力領域の中央宣伝部 習近平氏ついにメスを入れるか
中規委はこのほど、中央宣伝機関である共産党中央宣伝部(中宣部)に対し、プロパガンダが出遅れていること、腐敗が存在することなど5つの問題点をあげて批評した。中国の政治情勢に詳しい専門家は「習近平指導部が(江沢民派の勢力基盤である)中宣部を粛清する前兆だ」と解読している。
中規委が8日公式サイトで公開した中央行政機関に対する巡視(査察)の結果報告で、以下の中宣部の問題点をまとめた。▽一部の上層部幹部は中央の政策・計画を着実に実施していない ▽ニュースや宣伝の的確性、実効性が欠けている ▽プロパガンダを強化するための責任分担が不明確 ▽腐敗の可能性があり、中央の重要指示にたびたび違反 ▽官僚主義、形式主義がある程度存在する。
中宣部を管轄するのは、習近平陣営と対立する江派のメンバーで共産党中央精神文明建設指導委員会主任の劉雲山氏。
中規委公式サイトによると、中央巡視組のチーム長が同巡視結果を報告する内部会議で、中宣部幹部の指導力が足りないと批評したうえ、「党最高指導部は今後、中宣部とプロパガンダへの指導を強化」「(党最高指導部は)指導権、管理権、発言権を堅く掌握すべき」などと江派の権力領域である中宣部に習近平陣営が立ち入ることを提案した。
BBC中国語ニュースサイトの報道は一部の中国問題専門家の見解として、「政治的大地震が起きる前兆」「中宣部に不満を抱く最高指導部が、粛清を行うためのメッセージ」と報じた。
香港メディアは中宣部関係者からの情報として、習氏は同部にメスを入れることを決意し、劉雲山氏と劉奇葆・中宣部部長(長官)への「適切な処置」を検討しているなどと報じた。理由について、劉雲山氏らは習体制発足後、中宣部を使って「ほめ殺し(高級黒)」の手法で、習氏に国民からの支持が低い文化大革命擁護者(左派)のイメージを定着させ、政治的不利な状況に追い込もうとしており、「すでに習氏の政権運営に支障を来たしている」と伝えた。
最近、指導部高官5人が劉雲山氏への内部調査を求める連署状を最高指導部に提出したなど、劉氏に不利な情報が続いている。